直線の方程式
関連問題
座標平面上において、
傾き
m
,
y
切片
n
の直線の方程式:
点
を通り、傾き
m
の直線の方程式:
異なる
2
点
,
を通る直線の方程式:
(
但し、
)
異なる
2
点
,
を通る直線の方程式は、
1
次関数
:
のグラフは直線です。
とすると、
になるので、
y
軸との交点が
になります。
傾きが
m
ということは、右図のように、
x
方向に
1
進むと、
y
方向に
m
進むという意味です。
直線:
と
x
軸とのなす角を
x
軸から反時計回りに直線まで測った角を
θ
とすると、
になります。
直線:
・・・@
が、点
を通るとき、
・・・A
より、
@に代入すると、
∴
つまり、点
を通り、傾き
m
の直線の方程式は、
・・・B
直線Bが、さらに、点
と異なる点
を通るとき、
・・・C
C−Aより、
であれば、
:直線の傾き
Bに代入して、
2
点
,
を通る直線の方程式は、
(
但し、
)
・・・D
の場合は、直線の方程式を
の形に書くことができません。あとで、考察します。
Dの分母を払うと、
整理して、
ここで、
,
,
とおくと、
・・・E
ここで、点
と点
を異なる
2
点としたので、
,つまり、
になることはありません。
でなければ、Eも直線を表す方程式です。
Dでは、
の場合を扱うことができませんでした。
のとき、Eは、
となります。
なので、
つまり、
の場合は、直線の方程式は、
‘
'
の形になります。
点
,
を通る直線の方程式は、
直線の方程式は、陽関数表示:
と、陰関数表示:
の
2
通りが可能なのですが、
陽関数表示は、
x
,
y
以外の文字を
m
,
n
の
2
つしか持たないのに対して、陰関数表示は、
a
,
b
,
c
の
3
つ持つので、陰関数表示の方が自由度が大きいのです。
特に、陽関数表示では、
x
軸に垂直な直線
(
という形をしています
)
を表すことができません。
入試問題を解くときに、座標平面上で、問題で扱う直線として
x
軸に垂直な直線を含むのであれば、陰関数表示を使い、含まないのであれば、陽関数表示を使うのがよいでしょう。
点と直線の距離の公式
を用いるときには、陰関数表示を使います。
数学基礎事項
TOP
数学
TOP
TOP
ページに戻る
各問題の著作権は出題大学に属します。
©
2005-2022
(有)りるらる
苦学楽学塾
随時入会受付中!
理系大学受験ネット塾
苦学楽学塾
(ご案内は
こちら
)ご入会は、
まず、
こちらまでメール
をお送りください。
雑誌「
大学への数学
」出版元